【CTP絵本】と【ORT絵本】を比較!それぞれの違い・特徴について。
→この記事で書いていた『イギリスの小学校教科書で楽しく英語を学ぶ』古川 昭夫(著), 宮下 いづみ (著)というORT絵本が8冊分収録されている本を購入したので、いまさらですがレビューです。
『イギリスの小学校教科書で楽しく英語を学ぶ』
内容は下記のとおり。
~Amazonの商品の説明より~
内容(「BOOK」データベースより)
Oxford Reading Treeは、イギリスの幼稚園の年長児から小学校高学年までを対象にした学習用図書シリーズです。イギリスには検定教科書制度がないので、いろんな本が「教科書」として使われていますが、特に、このOxford Reading Treeのキッパー・シリーズは、イギリスの小学校の80パーセント以上で、「英語」、つまりイギリス人にとっての「国語」の授業で使われている教科書なのです。本書では、買ったその日から、Oxford Reading Treeを実際に読んで、聴いて、英語を学べるように、8冊分の本を収録し、ストーリーごとに読みこなすためのポイントをわかりやすく解説しました。
(Amzonより引用)
ORT絵本で「本物の英語」が身に付く
本のIntroductionでは、ORT(Oxford Reading Tree)の特徴が書かれていました。
1文の長さ、語彙、文法が徐々にレベルアップしていくように作られているということなので、「本物の英語」の上達が望めるようです。
実際にORT絵本の中身を見てCDを聞いた感想
前々回の記事で、ORTの特徴として挙げた以下の6つについて、私が実際にORTの中身を見てCDを聞いた感想です。
①「reading for fun」
→このコンセプト通り、オチがあるし絵本のイラストも可愛くて楽しく読めそう。
②イギリス英語
→イギリス英語の発音。最初はゆ~~っくりな朗読のため聴きやすい。
ステージが上がるごとに少しずつ朗読の速さも速くなっている。
③単語の種類が少ない
→実際CTPを見ていないので語彙数の比較は難しいけれど、
ORTでは最初のステージ1は、単語のみで本当に語彙数が少ないがステージが上がるごとに文の長さが増えている印象。
④stageによってスムーズにレベルが上がる
→ステージ1~7まで一話ずつだけど読み進めた限りでは、スムーズにレベルが上がっていると感じる。
⑤音源は期待できない
→これもCTPのCDを聞いたことがないのではっきりとは言えないが、
予想はもっとひどいものだと思っていたので、ふつうに聞けて拍子抜け。
確かにCTPにはあるというチャンツや音楽などはなく、ORTは非常にシンプルな朗読ではあるが気にならない。
⑥殆どの話が楽しいお話
→本に載っていた8冊分のお話しか読んでいないが、面白い!ほかのお話も読みたい。
ORT絵本の朗読CDについて
ステージ1のCDを聞いたとき、だいぶスロ~~~な朗読に驚きました!
ですが、英語を初めて学ぶ子にはかえってこれくらいのスローさが丁度いいと感じます。
ステージが進むにつれて、徐々に朗読スピードは速くなっていきます。
ステージ7の段階では、英語の文章も長くスピードも通常の会話スピードぐらいに感じました。
ステージ7の英語を理解できるようになったら、かなりの英語力が身に付いているのではないかと思います。
楽しむための予備知識
ORTでは「キッパー・シリーズ」というKipperという男のことその家族や友達が登場する物語と、Firefliesというノンフィクションのシリーズがあるそうです。
この本では「キッパー・シリーズ」のお話が収録されています。
一話ずつでストーリーは完結しますが、登場人物は共通なので登場人物の予備知識をチェックしておくとこのシリーズをより楽しめると思います!
多くの親がORT絵本を選ぶ理由が少しわかった気が
『イギリスの小学校教科書で楽しく英語を学ぶ』を読んで。
絵本の内容は8冊と一部だけですが、それだけでもORTの雰囲気がよくわかりました!
このORTお試しバージョン『イギリスの小学校教科書で楽しく英語を学ぶ』を実際にCDを聞かせながら絵本を読んでいる間、
こどもの様子を見ていると、反応はかなり良好!じっと物語に聞き入っています。
多くの親がORT絵本を選ぶ理由が、少しわかった気がしました。
ORT絵本は高い!お試しするための本をもう1冊購入
ORTを楽しめそうな感じなので、購入を検討したいところですが、やはり高い・・・!
そこで、もう少し試してからということで再び他の案として、
ORT絵本の『Stage1〜Stage2』までの10話が収録されている本(音声CD付)を購入。
こちらも「イギリスの小学校教科書」シリーズです。
先ほどの「イギリスの小学校教科書で楽しく英語を学ぶ」と違う点は、これは収録されているストーリーがStage1~7のストーリー8話分とレベルが広範囲なのに対し、
「イギリスの小学校教科書で始める 親子で英語絵本リーディング (実用外国語)」は、Stage1~2という初心者向けの最初のほうのレベル(Stage)が10話分。
易しい英語だから「親子で」英語のリーディングができるんですね。
「イギリスの小学校教科書で楽しく英語を学ぶ」と収録内容(タイトル)はかぶっているものがないので、新しいストーリーのORT絵本として「親子で絵本リーディング」のほうを購入しても新しい内容が学べます。
新しいストーリーを読む子供たちの反応が楽しみです♪
▼親子で英語絵本リーディング▼
関連:
