【Part1】に引き続き、おうち英語のやり方で参考になる部分をピックアップして紹介しています(翻訳は素人ですので間違いあればご指摘願います…!)
★【Part1】の記事はこちら↓
「Learn English Kids」ってなに?
「Learn English Kids」について【Part1】でも書きましたが、おさらいを兼ねてもう一度ご紹介します。
読み飛ばしていただいてもOKです(^^)/
「Learn English Kids」とはイギリスの国際文化交流機関「British Cousil(ブリティッシュ・カウンシル)」が運営するサイトです。
「British Cousil(ブリティッシュ・カウンシル)」は、IELTS(アイエルツ)(International English Language Testing System)という英語力を証明する試験を提供している機関でもあります。
「Learn English Kids」では、無料で子どもが自分で英語を学ぶこともできるし、家族や先生と一緒に学習したり、英語のゲームや英語の歌、物語や工作などで英語を学べる楽しい遊びが満載。英語教室向けの教材なども配布しています。
子どもと一緒に遊びながら、英語の学習に活用してみてくださいね。
お家で子どもに英語を教える方法(How to start teaching kids English at home)
【Part1】に続き、おうちで子どもに英語を教える方法をお伝えします。
遊び感覚でやる(Playing games)
子どもは、「楽しい」と感じるときに自然と学びます。
楽しい学びに最適なのが「フラッシュカード」。
ボキャブラリー(語彙)を増やしたり単語の正しいスペルを覚えたりするのに非常に有効です。
子供たちは楽しんでいるときに自然と英語を学びます。
フラッシュカードは、ボキャブラリーを学び、反復して覚えるのに最適な方法です。
フラッシュカードを使って遊ぶ方法は、たくさんの種類があります。
たとえば、Memory(神経衰弱)、Kim’s Game(キムス・ゲーム)、Snap、Happy Families(家族合わせゲーム)などです。
★フラッシュカードは、「Learn English Kids」のWEBサイトで、無料ダウンローもできます。
フラッシュカードでできるゲームはこの他に…
- アクションゲーム – Simon says、Charades、What’s the time Mr Wolf?
- ボードゲーム – Snakes and ladders、その他の伝統的なゲーム
- ことばあそび – I spy、Hangman
- オンラインゲーム – LearnEnglish Kidsのオンラインゲーム
とたくさんあり、遊びながら英語の練習ができます。
日常生活で英語を使う(Using everyday situations)
おうちで英語を教えるメリットは、パパやママが日常生活で、実際に使っているものを使って、自然と英語を取り入れて練習することができる、という点です。
例:
- 子供が服を着ているときや、ママが洗濯物をたたんでいるときに、「服」について英語で話しかける(「Let’s put on your blue socks(青い靴下を履こうね)」、「It’s Dad’s T-shirt(これはパパのTシャツだよ)」など)。
- 一緒にお部屋の片づけをする時、おもちゃや家具の英単語を練習する(「Let’s put your teddy bear on the bed!(テディベアをベッドに置こうね!)」、「Where is the blue car?(青い車はどこ?)」)。
- お料理をするときや買い物をするときに、食べ物に関する単語を教える。-スーパーに行ったら、子供に英語で書いたお買い物リストを渡して買うものを探してもらう(子供の年齢に応じて、わかりやすい絵や言葉も使う)。おうちで買い物したものをしまうタイミングで、再び単語を覚えてるか復習します。
関連記事:英語の話しかけについてはこの記事にも書いています
絵本を読み聞かせる(Using stories)
低年齢の子どもは、カラフルで可愛いイラストの絵本を好みます。
単語を覚えていくには、お話を読むときに一緒に絵本の中の絵や写真を指差して、色んな質問をしながらその絵の単語を学ぶようにしていきます。
例えば、「ねこ」が絵本にいたなら、
「‘Where’s the cat?’(ねこはどこ?)」と質問し、
しばらく時間を置いてからねこを指差して
「‘What’s that?’(あれは何?)」と聞き方を変えて質問して
自分の口で「Cat」という単語を言うように促します。
また、英語のお話を聞くことで、子どもは英語の音とリズムに慣れていきます。
★LearnEnglish Kidsのアニメーション動画は子供のリスニング力とリーディング力を伸ばすのに効果的です。
年長さんくらいの子どもには、プリントをダウンロードして理解力をテストをすることができます。
\読み聞かせにおススメの絵本はこちら/
英語の歌を歌う(Using songs)
英語の歌を歌うことは、新しい単語を学んだり発音をよくするのに非常に効果的です。
体を動かす歌なら、まだ小さくて歌を歌えない子でも一緒にできるので、小さな子向きです。
歌の中にある単語の意味を、「動き」で理解することができます。
★LearnEnglish Kidsには子供向けの楽しい歌の動画がたくさんあります。
文法を教える(Teaching grammar)
年少くらいの年齢の子供には、きっちりと文法のルールを教える必要はありません。
その代わり、文脈の中で様々な文法の構造を聞き、使うことに慣れさせていきましょう。
例えば、誰かの外見のことを話しているときに「have got(~を持っている)」を使ったり、学校の規則について話す時「must/mustn’t(しなければならない/してはいけない)」といった表現を使うようにします。
小さい頃から文脈の中で文法が使われているのを聞いていると、物心ついた時には自然と正しく文法を使えるようになります。
★年長さんくらいの子供には、LearnEnglishKidsの文法練習セクションを利用するのがおすすめです。
ビデオ、クイズ、ゲームを使って、子供たちが楽しくリラックスして文法を学ぶことができます。
また、文法の使い方を他の人に説明できるということは、自分が文法を習得しているということなので、
年長さんくらいの子なら、兄弟や家族に教えるというのも文法習得に効果的です。
最初に教えるべき単語とフレーズは?(Which words and phrases should I teach first?)
どのトピックを教えるかを決めるときは、子どもの好みや性格を考慮し、子どもに選ばせてください。
以下のトピックで好きなものからいくつか始めてみてください。
- 数字:numbers (1–10; 10–20; 20–100)
- 色:colours
- 形容詞:adjectives (例:big, small, tall, happy, sad, tired)
- 体:the body
- おもちゃ:toys
- 服:clothes
- 動物:animals (例:ペット、農場の動物、野生の動物)
- 食べ物:food
★LearnEnglish Kidsのサイトには、幅広いトピックにたくさんの楽しいアクティビティがありますよ。
また、子供が「英語タイム」での英語の会話に慣れることも重要です。
毎回、同じフレーズを子供と一緒に使うようにしてください。
例えば…
おうちの方:It’s English time! Let’s sit down. (英語タイムだよ!座ろうね!)
おうちの方:Which song shall we start with today?(今日は何の歌からはじめようかな?)
一緒に英語タイムを過ごすうち、子供たちはすぐに次のような言葉を覚えていきます。
- please
- thank you
- Can I have …?
- Where is …?
- Point to …
- What colour is it?
- It’s …
- I like …
- I don’t like …
あなたの教え方がどんなものであれ、最も重要なことは、親も子供もリラックスして、楽しんで英語を勉強する時間を過ごすことです。
さいごに
『おうち英語ってどうやって始めたらいい?親がやるべきことは?「Learn English Kids」から学ぶ!【Part2】』でした。
おうち英語をやるスタンスや、おうちの方がやるべきことなど、参考になりましたら幸いです(^^)
ぜひ、楽しみながら気軽におうち英語を始めていただけたらと思います!
Part1(前半)はこちら↓
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